read.crx 2 を Ubuntu の Chromium 系ブラウザに導入する

最終更新:2022/8/22(月)

 

read.crx 2 の公式ページ

https://readcrx-2.github.io/read.crx-2/

インストール手順(Chrome/Edge)

Windows

デベロッパーモードを使用する方法

1. 上記ダウンロードのリンクより、crxファイルをダウンロードします。
2. ダウンロードしたcrxファイルの拡張子を「zip」に変更し展開します。(標準のアーカイバでは正常に 展開できないため、7zipなどを使用して下さい)
3. 必要があれば、展開されたディレクトリを邪魔にならない場所に移動します。
4. 拡張機能の管理画面で、「デベロッパーモード」にチェックを入れます。
5. 拡張機能の管理画面で、「パッケージ化されてない拡張機能を読み込む…」ボタンをクリックし、3のディレクトリを選択します。

とほぼ同じですが、2. が少し違います。

crxファイルの拡張子は変更せず、アーカイバには p7zip-full を使います。

端末で

sudo apt install p7zip-full

とやってインストールし

cd /home/(ユーザー名)/ダウンロード/

などとしてcrxファイルのあるディレクトリに場所を変え

7z x read.crx_2.2.8.1.crx

または

7z x -odirname read.crx_2.2.8.1.crx

とやって展開します。

上のやり方だとディレクトリが作られず端末上のカレントディレクトリにいろんなファイルができてごちゃごちゃするかもしれません。
下のやり方だと dirname という名前(名前は自分で適宜つけて下さい)のディレクトリがカレントディレクトリに作られるのでこちらのほうが便利かなと。ただし -o オプションとディレクトリ名の間に空白を入れず両者をくっつけて書くという謎ルールがあるので注意。

3. 以降は同じやり方で特に問題なくいけると思います。

「逃げるブタを囲め」用スタイルシート

まずアドオンまたは拡張機能のStylusかStylishを追加します。

 

つぎに

管理 新スタイルを作成 とかに入ってコピーします。よく覚えていないので適当に。

 

Firefox

 

@-moz-document domain("neogame.jp") {
body {
background: none !important;
padding-top: 10px;
}
body section > *:not(#main_column),
#main_column > *:not(article) {
display: none !important;
}
#game_wrapper {
width: 728px !important;
margin: 0 auto !important;
min-height: 500px !important;
padding: 0 !important;
}
#main_column {
float: none !important;
padding: 0 !important;
}
#game_top {
padding: 0 !important;
}
#game_filter {
display: none !important;
z-index: -1 !important;
}
#wrapper {
width: auto !important;
}
#header {
display: none !important;
}
.filter {
display: none !important;
}
}

 

Chrome

 

body {
background: none !important;
padding-top: 10px;
}
body section > *:not(#main_column),
#main_column > *:not(article) {
display: none !important;
}
#game_wrapper {
width: 728px !important;
margin: 0 auto !important;
min-height: 500px !important;
padding: 0 !important;
}
#main_column {
float: none !important;
padding: 0 !important;
}
#game_top {
padding: 0 !important;
}
#game_filter {
display: none !important;
z-index: -1 !important;
}
#wrapper {
width: auto !important;
}
#header {
display: none !important;
}
.filter {
display: none !important;
}

適用先 ドメイン上のURL neogame.jp

Ubuntu でネットワーク接続・切断のメッセージを表示させる

初稿作成:2017/6/26(月)(Yahoo!ブログ)

 

Ubuntu では、インターネット接続すると

 

 接続を確立しました


接続を切断すると

 

 切断 - 現在オフラインです

 

という表示が右上の方に出ます。

 

この表示はクリックすれば消えるのですが
間違って

 

 二度とこのメッセージを表示しない


の部分を押してしまうと、それ以降、ネットワーク接続・切断しても
メッセージ表示が出なくなってしまいます。

 

ふたたび表示されるようにするには


端末で

 

 接続の場合
 $ gsettings set org.gnome.nm-applet disable-connected-notifications false

 

 切断の場合
 $ gsettings set org.gnome.nm-applet disable-disconnected-notifications false

とします。


ちなみに false の部分を true にするとメッセージが表示されなくなります。

fcitx で latn-pre、latn-post を使う

初稿作成:2017/6/6(火)(Yahoo!ブログ)
最終更新:2020/5/20(水)
 
ドイツ語やフランス語、スペイン語、イタリア語などで見かける
「ä」「ß」「â」「œ」「ñ」「¿」「è」といった文字を
Linux で入力するのに便利なのが latn-pre、latn-post というインプットメソッドです。

この latn-pre と latn-post、どこが違うかと言うと
原則として、latn-pre では修飾記号にあたるキーを先に打ちそのあとアルファベットを入力、
latn-post では逆にアルファベットを入力してから修飾記号に相当するキーを打って文字を出します。

たとえば「á」を入力するのに
latn-pre では「 ' 」「a 」、
latn-post では「 a」「 ' 」の順にキーを押すわけです。

導入方法ですが
latn-pre と latn-post は m17n の中に入っているので、まず m17n をインストールします。
 
$ sudo apt-get install fcitx-m17n
 
その後 fcitx の設定から
 入力メソッドタブ
で latn-pre や latn-post を出したいのですが出てきません。
 
latn-pre や latn-post の対応言語は「その他」になっているのですが、
fcitx では「その他」の言語に対応する入力メソッドが出ないようになっているようです
(何か方法があるのかもしれませんがどうすればいいのか分かりません)。
 
しかし m17n に含まれる入力メソッドの設定ファイルは編集可能なので、
latn-pre または latn-post のファイルを編集して
対応言語を「その他」から「日本語」にしてしまえば fcitx で使えるようになります。
 
それには

$ cd /usr/share/m17n
$ sudo emacs latn-pre.mim
または
$ sudo emacs latn-post.mim
(emacs のかわりに gedit でもなんでも自分が使っているエディターで可)
 
latn-pre なら 47 行目の

(input-method t latn-pre)

latn-post だと 50 行目の
 
(input-method t latn-post)
 
の t を ja に書き換え
 
(input-method ja latn-pre)
または
(input-method ja latn-post)
 
とするだけです。

そのあとは fcitx を再起動し(fcitx の状態パネルが表示されているときに
パネルを右クリックすると 再起動 の項目が出るのでこれをクリックします)、
fcitx の設定の 入力メソッドタブ で追加ボタンを押すと
「latn-pre 日本語」「latn-post 日本語」というのが出ますので必要なものを選んで追加します。

私はキー配列の変更に興味があって
どんなやりかたがあるかときどき調べるのですが、
この m17n に用意されているいろいろな入力メソッド、
とくに latn-pre.mim、latn-post.mim、fr-azerty.mim なんかをながめていると、
キー配列のうち文字・記号類だけの変更なら、自分で m17n 上の設定ファイルを作るほうが、
ほかのやりかたより楽な気がしますね。2段階キーマップも簡単に設定できそうです。
m17n の中には漢字直接入力の T-Code や TUT-Code の設定ファイルまであったりします
(とても覚える気にはなりませんけど)。
自分でファイルを作ったり既存のファイルを編集したりしたい方は
ネット上に Tutorial for writing the m17n database という
設定ファイル作成マニュアルもありますので参考にしてみて下さい。

Ubuntu でマイク入力を有効にする

初稿作成:2016/1/3(日)(Yahoo!ブログ)

 

Ubuntu ではデフォルトでマイク入力がミュート(無音)になっているようなので
これを有効にしてマイクからの音が聞こえるようにしたいと思います。


端末で


$ alsamixer


とやって
出てくる安っぽい画面上で


→ (または ←) を押して MIC のところにカーソルを合わせ


m を入力するとミュートが解除されます。


そのままではまだ音が出ないので

↑ (または ↓) を押して音量を調節します。

Windows版窓使いの憂鬱でUnicode文字を扱う

初稿作成:2014/6/10(火)(Yahoo!ブログ)

 

Windows窓使いの憂鬱
設定ファイルに
ShiftJISの文字コード表にないUnicode文字を書くと
デフォルトのANSIでは読み込まれないため
文字コードUTF-8にしないといけないのですが
メモ帳だとファイルの先頭に
BOM(バイトオーダーマーク)というのが自動で書き込まれます。
このマークはメモ帳で開いたファイルでは表示されませんが
このファイルをそのまま窓使いの憂鬱で読み込むと
 C:\PrograbFile\mayu\.mayu\.mayu(1) : error : invalid character U+feff()
とエラー表示が出てしまいます。

そこでサクラエディタなどメモ帳でないエディタを使って
 名前をつけて保存
をクリックし
ファイル名は .mayu のままで
文字コードUTF-8にして
BOMの横の四角のチェックを外し
保存をクリックすると
BOMが付与されていない読み込み可能なファイルになります。


ちなみにAutoHotKeyの設定ファイルでUnicode文字を扱う場合は
文字コードUTF-8にしてBOM付きにします。
これならメモ帳でも編集可能です。

2段階キーマップをスクリプトで記述

初稿作成:2013/5/24(金)(Yahoo!ブログ)

最終更新:2019/9/9(月)

 

2段階キーマップは、窓使いの憂鬱 なら &prefix() 関数を使うと楽です。

それ以外のスクリプト言語で書くソフトの場合は
適当な変数をパラメータ代わりにして条件分岐させれば簡単ですね。

 

たとえば


(入力)→(出力)
a → a
b → b
aa → b
ba → bc

 

としようと思ったら


窓使いの憂鬱では

 

keymap aa : Global
key A = BS B

 

keymap ba : Global
key A = C


keymap Global
key A = A &Prefix( aa )
key B = B &Prefix( ba )

 

と、こんな感じですが

 

たとえば AutoHotKey なら

 

a::
if (para = "a") ; 2段階目。a の次
{
Send, {BS}
Send, b
para =
; 空文字列を代入
}
else if (para = "b") ; 2段階目。b の次
{
Send, c
para =
}
else ; 1段階目
{
Send, a
para:="a"
}
return

 

b::{
Send, b
para:="b"
}
return


こんなふうにすればいいんじゃないかと思います。


ただしこの方法だと
上には記述していませんが
2段階キーマップに関係しないすべてのキーについても
いちいちパラメータ変数をリセットするようにしておかないといけません。
でないといろいろと不具合が起きることになります。
その点がめんどうと言えばちょっとめんどうですが
正規表現なんかが利用できれば記述自体はそれなりに短くできるかもしれません。


ちなみに基本的な発想は


WindowsEmacsキーバインド - Usipedia


というサイトのリンク先にあるAutoHotKeyスクリプトと同じものでしたね。
そちらのほうがはるかに洗練されていて参考になると思います。